本会議3日目となる本日は、一般質問の後半が行われました。
わが党からは、初めに
高橋あきひこ議員(幹事長)が登壇し、
1)子どもの科学体験の機会創出について
2)子どものこころの発達を支える取り組みについて
3)認知症SOSネットワークの充実について
4)公園の改修とバリアフリーについて
と題して、質疑を行いました。
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続いて、津上ひとし議員(副政調会長)が登壇し、
1)障害者への支援について
2)全区小中学校での平和資料館の活用について
3)三軒茶屋周辺の駐輪対策について
と題して、質疑を交わしました。
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最後に、福田たえみ議員が登壇し、
1)水害対策について
2)若年がん患者への支援について
と題して、質疑を行いました。
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その後、昨日企画総務常任委員会にて審議された議案について、表決が行われすべて賛成多数で可決となりました。
賛否一覧は以下のとおりです。
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続いて、区長の推薦による
1)世田谷区教育長の同意
2)世田谷区教育委員会委員の同意
3)世田谷区監査委員の同意
のそれぞれ任期満了に伴う人事案件について、同意が求められました。

特に、1)については、平成26年6月、国会において「地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律が成立し、改正法では、
1.首長による大綱の策定
2.総合教育会議の設置
3.教育長と教育委員長を一本化した新たな責任者(新教育長)の設置
4.教育委員会のチェック機能の強化
などを盛り込んでいます。
教育の政治的中立性、継続性・安定性を確保しつつ、責任の明確化、民意の反映という教育委員会制度の課題を解決する方策として、教育委員会を執行機関として残した上で、教育長を教育委員会の構成員とし、その代表者とすること、また民意を代表する首長との連携を強化するため、「総合教育会議」を設置すること等が挙げられます。
何より、新教育長はこれまでの教育委員長の立場も兼ねることなり、その責任の重大さはこれまでの比ではなくなり、時として自分を任命した首長とも対峙する場面も想像されるわけです。今後、世田谷区の教育行政を全国に先んじた範を示せるまさに教育立区世田谷を構築するその指導者として役割・責任が新教育長には課せられることとなります。

そうした意義を踏まえ、人事同意案件について公明党として提案者である区長へ質疑を行い、新教育長として推挙された堀恵子氏について、今後の公教育へ何を目指し、何を託すのか、その真意を改めて問いました。

その後、表決となり1)については賛成多数で、2)及び3)については全会一致で同意が可決となりました。