視察に伺った松本市では「もったいない」をキーワードに3Rの取り組みを以前より推進しておりました。

食品ロスの削減については、平成25年度と28年度に食品ロスの現状把握のためにごみの組成調査を行い、食品ロスの意識啓発を行った際の効果検証を実施しておりました。

平成23年度から「残さず食べよう30・10運動」(乾杯後30分は席を立たずに料理を食べましょう。また、お開き前の10分は自席にもどり再度料理を食べましょう)
は、全国に広がる運動になっております。更に家庭版30・10運動も展開(毎月30日は冷蔵庫クリーンアップデイ、毎月10日はもったいないクッキングデイ)しております。

(右上の写真は持ち帰り推進のための意思表示カードです)

また、公立幼稚園保育園を対象にした環境教育では、食べものを作ってくれた人への感謝のこころ、資源の大切さを忘れないこころを育むために、参加型の環境教育を実施しておりました。

小学校でも平成27年度に環境教育の実施に伴う効果測定事業に名乗りをあげて、成果を発揮しておりました。

今年の10月には第1回食品ロス削減全国大会を松本市で開催が決定しており、食品ロス削減の運動が全国に拡大していることも実感しました。

世田谷区においても、フードドライブやこども食堂の協力活動を含めてさらに推進して参ります。