本日は、令和6年予算特別委員会・補充質疑・採決で、区議団からは岡本のぶ子議員、いたいひとし議員、高橋あきひこ議員が登壇。
岡本のぶ子議からは、
1、3歳児未満の乳幼児の里親委託率向上について
①福岡市の事例を参考に乳幼児専門里親を募集・育成せよ
2、私立小・中学校等のいじめ問題への相談対応の充実について
①全ての私立小・中学校等に通う児童・生徒へ、「せたホッと」の周知を徹底せよ
②法務省の子どもの人権110当番の周知を子ども所管と連携し取り組め
3、地域学校協働活動の円滑な推進ついて
①栃木県の例を参考に、学校と地域で情報を共有し更なる充実に取り組め
4、防災力の強化における税金の使い道について
①防災カタログギフトの送料の縮減策を問う
②防災カタログギフト事業の評価検証に向け、備蓄割合の目標値の設定と達成時期を明確にせよ
③防災カタログギフト事業が一過性にならないようアンケートを実施して今後の対策に反映せよ
④在宅避難を自助努力に求めるだけでなく、区として在宅避難者の把握と支援策を準備せよ
⑤避難行動要支援者の個別避難計画の作成については、練馬区の取り組みを参考に福祉専門職の活用とデジタル化を進め全ての8452名(R6.2月現在)の命を守れ
いたいひとし議員からは、
区の避難所のあり方について
①要介護者や障がい者は近くの避難所に避難できない。合理的配慮の観点から見直せ。
②そもそも避難所の数が少ない、増設せよ。
③浸水想定区域に住む要介護者や障がい者、町会の意見を聞き、避難所計画に反映せよ。
高橋あきひこ議員からは、
1、マルチメディアデイジー教科書の提供を進めよ、
①読みに困難を抱える児童生徒への教科書。
②2年前に導入したが、校長会や教師への研修が進んでいない今後どう進めるのか、
③マルチメディアデイジー図書の普及が世田谷区では進んでいない。
④調布市は図書館でマルチメディアデイジーコーナーを設置して、図書作成にも取り組み、
⑤困難を抱える人に積極的に寄り添っている。区内図書館でも展開せよ、
2、25才以下初産の妊婦への支援について
①東京都では、支援が特に必要な25歳以下初産へのモデル事業が成果をあげている。
②妊産婦への「ゆとり感」を指標にした支援を世田谷版ネウボラ事業に反映せよ。
③妊娠面談はリスクを探し出すスクリーニングではなく、妊婦の「4つのゆとり感」を
④高める支援のため、2024年度から東京都の事業を検討すべき。
に関して質疑がありました。
※岡本のぶ子委員、いたいひとし委員、高橋あきひこ委員の補充質疑・採決の内容は世田谷区議会インターネット録画中継録画よりご覧になれます。
令和6年第1回定例会及び予算特別委員会は下記の日程にて終了いたします。
3月27日 水曜日 議会運営委員会、【第1回定例会最終日】本会議(13時~)