第3回定例会を前に、24日から25日にかけて党世田谷区議団(10名)にて札幌市と小樽市へ視察へ行ってまいりました。

24日に札幌市にお伺いし、
1)新高等支援学校について
2)殺処分ゼロについて

25日に小樽市では、
1)自治基本条例について
2)企業立地促進条例について
それぞれ説明を受け、意見交換を行うことができました。

札幌市では、まず
(仮称)南部高等支援学校が平成29年度に開設されるとのことで、発達障害児への教育環境整備の一環として、普通科職業コースとして7つの作業学習に展開して、就労支援、定着支援、そして地域密着型の整備を目指しての取り組みでした。
次に、「殺処分ゼロ」の取り組みは、札幌市動物管理センターが中心となって、動物の終生飼育・適正飼育に関する普及啓発活動に努めつつ、新たな飼い主を探す支援活動、譲渡事業を推進されていました。
特に、犬に関しては昨年度は殺処分ゼロを達成し、猫についても今年は8月まで殺処分ゼロが続いているそうです。

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小樽市では、まず
企業立地促進条例のもと、企業の誘致に積極的に取り組まれており、支援・助成制度を軸に小樽の自然環境を魅力の発信源としてシティセールスを展開されていました。
年間約730万人の観光客が訪れる「まち」として、さらに北海道新幹線開通へ向けて戦略的に自然と都市機能の調和を目指しているそうです。
次に、自治基本条例の制定についてですが、平成26年4月より施行されており、歴史とロマン溢れるまちの伝統を「自ら決定し、責任をもって実行する」ことを基本にした市民との協働環境のまちづくりを目指していました。

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いつも感じることですが、行政職員の事業に対する情熱が対話から迸るほど、熱さを目の当たりにします。
最後には事業の夢も語られており、そうした職員の方々の想いと私たち議員との両輪が自治体の将来へ向けての命運を握っているのではないでしょうか。