第3回定例会の最終日となる本日は、本会議が開催されました。

会議では、先に審議されました決算特別委員会における審査の経緯が委員長より報告の後、各会派から意見表明が行われ、公明党からは津上仁志議員が代表して意見を述べました。

その後、表決となり、平成28年度世田谷区一般会計歳入歳出決算認定他4件の特別会計は可決となりました。

賛否一覧は以下のとおりです。

なお、わが党の意見開陳内容は、概略以下のとおりです。

1、未来への投資、教育の充実について
①幼児教育の無償化について、国の動向を見据えつつ幼児教育無償化への検討に着手し、その結果を取りまとめるべき。
②学校給食費の無償化について、そのメリットは子育て家庭への負担軽減である。給食費の無償化につながるよう道筋を立てること。
③児童館改革について、区内には7地区に児童館未整備地区があり、未整備地区への新たな児童館を民間事業者の活用すて導入すべき。
④学童クラブの時間延長について、職員体制の見直しを行い午後7時以降までの延長を求める。
⑤休日、夜間保育については、社会保障を支える立場で働く医師や看護職、介護職をはじめ夜間勤務を余儀なくされる方々が夜間安心して預けられる保育園の整備が不可欠である。

2、国際交流と観光政策について
まちなか観光や回遊性では発展性はなく、人のにぎわいは生まれない。
観光については国際都市自治体サミットとか世田谷とアメリカ文化の融合などの企画を速やかに講じることを求める。

3、図書館ビジョンについては、公共施設としての図書館を民間事業者による新たな発想と展開によって幾層にも及び魅力ある公共空間サービス拠点として生まれ変わるべき。

以上、もって第3回定例会が閉会となりました。